DTM/DAWで使うMacの選び方
2011年11月27日更新しました。
PR
搭載やはりDTM/DAWに強いMac
Core MIDI/Audio MIDI 設定画面/MacOSXDTM/DAWソフトウェアを使うパソコンとして、Macを選ぶという選択は、安定した音楽制作環境作りを考えた場合、間違いがない選択肢と言えると考えています。
WindowsにはないMacをDTM/DAW用途に使う最大のメリットは、Macの基本ソフトであるMac OSが、音楽制作で使うことを想定して作られていることにあります。
例えば、DTM/DAWソフトウェアと組み合わせて使うオーディオインターフェイスやMIDIインターフェイスがストレスなく使えるように考えられたCore AudioとCore MIDIという規格(機能)があるということ自体、Windowsとの大きな違いです。
というのも、Macを開発製造しているApple社自身が、Logicというプロでも愛用者が多いDTM/DAWソフトウェアを開発しているということが、まさに、音楽制作を意識しているという何よりもの証拠でしょう。
Core AudioとCore MIDIは、MacをDTM/DAW用途に使う場合、様々な設定でお世話になります。
なおかつ、Core MIDIについては、グラフィカルにMIDIインターフェイスと外部周辺機器を表示してくれるため、初心者にもとっつきやすいものになっています。
昔から、DTM/DAWソフトウェアを使った音楽制作をやるならMacという定説があり、音楽制作のみならず、デザインや映像に写真など、クリエイティブな作業に最適化されたパソコンというブランドイメージは、本物だと思います。
Macの製品ラインナップ
Macは、Windowsと違って、Apple社のみが製造販売しているパソコンのため、Windowsと比べると、製品ラインナップは6種類しかありません。
デスクトップパソコン |
Mac mini,iMac,Mac Pro
|
|---|---|
ノートパソコン |
MacBook Air,MacBook Pro(MacBookはなくなりました)
|
サーバー |
Mac mini server,Mac Pro server
|
ちなみに、サーバー用のMac mini serverとMac Pro serverは、DTM/DAW用途に限らず、一般的なパソコンと用途が違いますので、関係ないもの思っていただいて構いません。
さらに、サーバー製品を除くMacの製品ラインナップで、こういった分け方も出来ます。
モバイル向けMac |
MacBook Air
|
|---|---|
入門者向けMac |
Mac mini,MacBook Pro(13インチ),iMac(21.5インチ)
|
プロ向けMac |
iMac(27インチ),MacBook Pro(15,17インチ),Mac Pro(8core,12coreモデル以上)
|
Macは、プロ向けなのか、初心者や一般向けなのかなど、コンセプトがはっきりした製品ラインナップとなっています。
しかし、Macもかなり性能が上がってきたため、色々入り組んできている感があります。
初めてのMac…どれを買えば良い?
●意外と使えるMacBook Air…ただ、あくまでモバイル向き
まず、手軽にDTM/DAWを始めたいという初心者で、人気のノート型Macが欲しいという場合、MacBook Airが比較的安価ですし、候補となります。
2010年発売モデルまでは、DTM/DAW用途には難しいかと思われたMacBook Airですが、2011年発売のMacBook Airは、第二世代Core iシリーズ(Sandy Bridgeと呼ばれています)がCPUに採用されており、これがそこそこの性能を発揮します。
DTM/DAWに初めて触れるといった初心者や入門者には、十分な性能と言えるでしょう。
しかしながら、2011年発売モデルのMacBook Airにも弱点はあります。
それは、2011年発売モデルのMacBook Airは、DTM/DAWソフトウェアをただ動かすぐらいならば何も問題はないものの、プロが使うような市販のソフトウェアシンセやプラグインエフェクトを扱うには、少々制約が伴うからです。
MacBook Airの場合、DTM/DAWソフトウェアのインストールに必要なCD/DVDドライブが内蔵されていませんので、これは外付けとなります。
また、メモリは4GBは積まないと、このご時世何かとメモリ不足に陥りますので、こちらも必須と考えるべきでしょう。
また、MacBook Airの場合は、ハードディスクの代わりに高速なSSDが搭載されており、これがMacBook Airの快適さを支えているわけですが、容量が心もとないので、その対策として、外付けハードディスクの使用が必須になってきます。しかしながら、コンパクトであるがゆえ、USB端子のみの搭載となり、Macを使うプロユーザーに信頼性が高いとして使われているFireWire端子がありません。
ある程度使いこなしてくると、クオリティーアップのために…と、市販のソフトウェアシンセは欲しくなってきますから、MacBook Airに拡張性の面でそこまで求めるのは難しいと考えるべきです。
やはり、MacBook Airはモバイル用…モバイルにしては結構な高性能ではあるのですが、じっくり制作に使うといった向きに設計されていないということは承知した上での購入となりそうです。
主に、Macを購入すると付属する入門向けDTM/DAWソフトウェア「GarageBand」で気軽にDTMを楽しむといった用途と考えておくと良いでしょう。
●省スペースながら性能もそこそこ…Mac mini
Mac miniは、安価で省スペース、大変魅力的なMacと言えるでしょう。
2011年11月現在、現行のMac miniは、廉価版というイメージは完全に払拭されるくらいまで性能や拡張性を持つ「使えるMac」になっています。
「プロスペックか?」というと厳しいものがあるかと思いますが、初心者の方には十分な性能です。
ただし、デメリットもあります。
それは、DTM/DAWソフトウェアのインストールや音楽CD制作に必須のCD/DVDドライブが省かれているという点です。
また、ディスプレイやキーボード、マウスも省かれているため、一見安いと見えても、全部一から揃えるとなると、それほどお買い得感はないかもしれません。
性能もDTM/DAW用途として使ってもかなり良いところまで来ていると思いますが、デメリットもiMacなどと比べても多いため、万人にとって「買い」であるMacではありませんが、「意外と使えるレベル」という印象に変わって来ているのは確かです。
Windowsで既にDTM/DAWソフトウェアを使っている方がセカンドマシンとして、お試しでMacで使ってみたいという向きには良いのではないでしょうか、
●将来を見据えた拡張性を兼ね備える初心者向きMacは、MacBook Pro13インチかiMac21.5インチモデル
2011年11月現在、現行のMacBook Pro13インチモデルとiMac21.5インチモデルは、プロスペックとは言えないが、拡張性とDTM/DAWソフトウェアを使った音楽制作に耐えうる性能を兼ね備えており、これからDTM/DAWを始める初心者にはうってつけと思います。
MacBook Pro13インチとiMac21.5インチモデルを比較すると、iMac21.5インチはクアッドコアということもあって、iMac21.5インチに軍配が上がりますが、ノート型Macが欲しいのか、デスクトップ型Macが欲しいのか…というところで選んで差し支えないと思います。
MacBook Pro13インチとiMac21.5インチモデルまで来ると、性能面や拡張性もあるという面を見てもDTM/DAW用途として不足のないものになります。
初心者が安心して使える…なおかつ、10万円強で購入出来るということで、コストパフォーマンスも良いと思います。
●iMac27インチモデルとMacBook Pro15,17インチモデルはプロスペック
2011年11月現在、現行のiMac27インチモデルとMacBook Pro15,17インチモデルはプロスペックと呼べる性能を持っています。
これらは、少し前に販売されていたMacの最高峰モデルMac Proの性能をものによっては超えるレベルになってきていますので、ここまで来ると3〜5年は安心して付き合えるMacと考えて良いでしょう。
初心者にとっては若干オーバースペックの性能かもしれませんが、市販の大容量ソフトウェアシンセを使いたいという中級者になっても、問題なく動作します。
なお、一昔前は、ノート型Macよりデスクトップ型Macの方が性能が上というのが当たり前でしたが、現在では、ノート型のMacBook Proでもデスクトップ型のiMacでも、ほぼ互角の性能を持ちます。
MacBook Pro15インチでも、持ち運びと考えると少々重いような気がしますし、MacBook Pro17インチについては、Windows PCでもスタンダードとなってきた据え置き型ノートパソコンという印象ですが、iMacを持ち運ぶのは現実的ではありませんから、じっくり自宅でDTM/DAWで音楽制作というスタイルなのか、ライブやリハーサルで持ち運ぶことを想定したDTM/DAW音楽制作スタイルなのかを好みでお選びいただければと思います。
●Mac Proは2011年11月現在買い時ではありません
Mac Proは、Macの製品ラインナップの中で、完全にプロ仕様の拡張性や耐久性を考えられたワークステーション型Macです。
初心者がいきなりMac Proを購入するとは考えられませんが、念のため取り上げますと、2011年11月現在、他のMacと違って1年近く新製品が出ていません。
Mac Proの4コアモデルは、22万円で販売されていますが、これについては、現在iMac27インチよりも性能が劣りますので、もはや今買う理由はありませんし、32万円で販売されている8コアモデルも、iMac27インチモデルより若干性能が勝る程度。
私は、Mac Proの新製品を心待ちにしているひとりなのですが、今や「Mac Proはもう新製品が出ない」といった噂まで飛び出すくらいですから、今後のApple社の動向が気になるところですが、とにかくMac Proは買い時ではないと言えるのは確かでしょう。
Macのデメリット
Macは、基本的にどこで買っても価格は同じです。
一部、インターネット通販で安く買えるところもありますが、大手家電量販店なんかは間違いなくどこでも同じ。ポイント還元率も低めです。
そのため、Windowsパソコンと違って、定価販売という印象が強いのが正直なところ。
ただし、基本的に、「Macは高い」という印象が根強かったものの、近年のIntel Macは、Windowsパソコンの価格帯にだいぶ近づいてきており、ものによっては、Windowsパソコンよりも性能対費用で考えても安いと言えるものも出てきました。
そうは言っても、やはりMacのデメリットは、原則定価販売というのが挙げられると思います。
PR




キャンペーン内容はこちらから









