【ミックス】Slate Digital the Virtual Console Collectionのバグ

こういった類のプラグイン・エフェクトは、以前から「デジタルでは音が冷たい…アナログミキサーでミックスした音にならない」と、DTM/DAWソフトの普及とともに言われてきた問題を解決すべく、各社から色々なものが出ています。

私は、各トラックの最初にインサートするタイプのプラグイン・エフェクトとして、Pro Toolsで長年使われているMcDSP Analog Channelを好んで使っていました。

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しかし、私はPro Toolsで曲を作っていません。

もちろん、Pro Toolsで曲作り出来ないわけではありません。

むしろ、MIDIの打ち込みに強いDigital PerformerのMIDI関連コマンドそっくりなコマンドが揃っているPro Toolsは、レコーディングやミックスだけではなく、曲作りにおいても現在では大変使いやすいソフトになりました。

ただ、CubaseのVST Expression機能(キースイッチを使うソフトシンセに大変便利!!)が好きというのもあり、私は作曲やアレンジ作業はCubaseをメインとしており、ただ、残念ながら、Cubaseでは、McDSP Analog Channelは使えないのです。

それは、McDSPのプラグイン・エフェクトは、Pro Tools(RTAS/AAXプラグイン)とLogic(AUプラグイン)しか対応しないためです。

Pro Toolsでミックスする時間があれば、Cubaseから書き出して…なんてやりますが、時間的にムリな場合は、Cubaseだけで完結することもあり、その場合でも、McDSP Analog Channelみたいなプラグイン・エフェクトが使いたい…Cubaseではこういったアナログシミュレートしてくれるプラグインの持ち合わせがなかったので、Slate Digital the Virtual Console Collectionを半年前くらいに購入したのです。

結果、Slate Digital the Virtual Console Collectionの効果に大満足です。

ちょうど、私が持っているマイクプリ/Vintec Audio Dual72に通したときの効果と同じように、よく出来たアナログ機器に通したときのEQでは得られない音の変化が得られます。

でも…、残念な点もあります。

Slate Digital the Virtual Console Collectionの画面が閉じない…ウインドウを閉じるボタンをクリックしても、うんともすうとも言わないことがある…結構頻繁に…というバグ(…なのでしょうか!?)があり…、おまけに、Cubaseをマウスで一切操作出来なくなるという状態になってしまうのです。

こうなると、しょうがないので、Cubaseを強制終了するしかない。

だから、Slate Digital the Virtual Console Collectionをインサートするときはドキドキです。

必ず「コマンド+S(保存)」してからSlate Digital the Virtual Console Collectionをインサートするし、パラメータをいじるときも、必ず「コマンド+S」。

ちなみに、私の環境はMacOS 10.7.5でCubase 6.5.4です。

でも、今日わかりました…解決方法がっ!!

この問題、解決策をネットで調べていたんですが、どうもあまり情報がなくて…何か私が見落としているのかもしれませんが…

発見した解決策は、MacOSの機能であるExposéでアプリケーションウインドウを実行すること。

つまり、Cubaseで開いているウインドウをExposéで全部表示させて戻すと、マウス操作出来るようになったんです。

しかし、このような状況になっている方は他にもいらっしゃるんでしょうか…?

ご参考になれば幸いです。

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