実はどのDTM/DAWソフトウェアを選んでも大丈夫です

現在、DTM/DAWソフトウェアは、様々な種類のものが発売されています。

当DTM教室で用意しているCubaseやDigital Performer、Pro Tools LEのほか、LogicにSonarやLive、Garage Bandなど、挙げれば本当にたくさんありますね。

私は、DTM/DAWソフトウェアを使い出してから10年になり、音楽制作の現場にいる人間ですので、古くからプロが愛用してきたDTM/DAWソフトウェアの代表格…

それこそ、4大DTM/DAWソフトウェアと呼ばれていたもの(Cubase,Digital Performer,Logic,Pro Tools…Pro Toolsが普及する前はVisionというソフトがありました)がやはり良いように思ってしまう個人的な気持ちはあるにせよ、

最近はWindows用DTM/DAWソフトウェアとして地道に進化を遂げてきたSonarも勢いがありますし、

ジャンル問わずループを使う制作スタイルが浸透してから生まれてきたLiveやAcid、Garage Bandなんかも十分魅力的でしょう。

正直、現在出回っているDTM/DAWソフトウェアは、ほとんど機能の違いがありません。

もちろん、得意不得意や多少の違いはあるのですが…、少なくとも古くからあるDTM/DAWソフトウェアを選べば、「あのソフトには出来てこのソフトには出来ない」ということで困るようなことはほとんどないのです。

では、初めてDTM/DAWソフトウェアに触れようとしている初心者の方は、どのソフトウェアを選べばよいのでしょう…。

ご参考までにいくつかポイントを挙げてみました。

まわりの人が使っているDTM/DAWソフトウェアを買ってみる

当DTM/DAW教室のようなところで使い方を学ぶのもひとつの手段ですが、
初めてDTM/DAWソフトウェアを買って使ってみるという場合、まわりの友達や知り合いに、既にDTM/DAWソフトウェアを使って曲作りをしている人がいるならば、
その人が使っているものと同じものを買ってみるのは、意外に良い選択だったりします。

かく言う私ですが、初めて使ったDTM/DAWソフトウェアは、Digital Performerでした。

理由は、当時教えていただいていた大学の先生が使っていて、なおかつ学校に導入されていたのがDigital Performerだったから…それだけです(笑)

結局、初めて使うものは、どうしても慣れが必要であり、わからないこともたくさんあります。

私自身は、DTM/DAWソフトウェアを使い出す前に、ワークステーションタイプのシンセサイザー(シーケンサー内蔵のシンセサイザーで、それ1台でMIDIの打ち込みによる楽曲制作が可能なもの)を使っていたので、それほど苦労はしませんでしたが、
まわりを見てみると、とにかく行き詰まったときに友達に聞けるというのは、かなり助かるものです。

友達や知り合いに既にDTM/DAWソフトウェアを使っている人がいるならば…、同じソフトを買ってみて下さい。きっとわからないことがあっても、心強いと思います。

DTM/DAWソフトウェアの見た目で選んでみる

各々のDTM/DAWソフトウェアの基本的な使い方が同じならば、見た目も全部同じか…というと、確かに大きく捉えればどれも似ているのですが、
やはり、見た目の印象は、DTM/DAWソフトウェアごとに個性があります。

曲を作るという作業は、結構時間がかかるものです。ずっとパソコンの画面を見ながら作業するわけですから、見た目の印象も大事。

見た目がかっこいいソフトウェアを買ってみる…それもひとつの方法だと思います。

見た目で言うと…、CubaseやLogic、Sonarあたりは良いかもしれませんね。

Pro Toolsは、新バージョンのPro Tools 8になってからはかっこよくなりましたが、Pro Tools 7は地味。DIgital Performerも地味めです。

かっこいい曲を作りたいなら、かっこいいDTM/DAWソフトウェアを選んでみる。
曲作りは集中力も必要なので、気分は大事です。

自分にとってテンションの上がるDTM/DAWソフトウェアを選ぶ…これも意外とあなどれないことなのです。

実際にDTM/DAWソフトウェアを触って決める

当DTM教室では、CubaseとDigital Performer、Pro Tools LEを用意しています。「何を買えば良いのかわからない…」という方は、まずは、当教室の無料体験レッスンにお越し下さい。

実際に講師がどのようにDTM/DAWソフトウェアを使いこなしているのか、それを見学するだけでもきっと参考になるはず。

残念ながら、DTM/DAWソフトウェアに体験版が用意されていることがほとんどないので、これがどうしても敷居を高くしてしまう理由のひとつなのかもしれません。

解説本もいくつか出ていますが、DTM/DAW用語につまずく…ですとかもありますので、
実際に使っている人の横で触ってみるというのは、DTM/DAWソフトウェアに親しむ第一歩としてとても良い方法なのかもしれません。